まいらいふ自由帖

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アイドル部所属のVtuberは転生するのが難しいかもしれないという話

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現在(2019年11月時点)「アイドル部」という企業系Vtuberグループが炎上し崩壊の危機を迎えています。

今回はそのアイドル部に関するお話です。

炎上の経緯

アイドル部に所属している「夜桜たま」というVtuberのソロライブイベントのプロジェクトが一切進行しておらず頓挫してしまったことが事の発端です。

自身のソロライブイベントが開催されることは事前に予定されていたらしいのですが、一切話が進んでおらず痺れを切らした夜桜たまが運営に確認したところ、プロジェクトが一切進んでいないことが判明しました。

そして、その運営側の不備を夜桜たまがリークする形でツイッターに投稿&後日生放送でファンに伝えたのです。

その結果、大きく炎上する事態にまで発展しました。

 

ここで少し企業内部の整理をします。

アイドル部は.LIVE(ドットライブ)というVtuberプロダクションが展開しているグループです。

そして、この.LIVEを運営している大元がアップランドという企業です。

つまり、アップランド→.LIVE→その他Vtuber・アイドル部が運営の実態になります。

詳細は色々と違う部分があるかもしれませんが、大まかにはこのような感じだと考えてもらえるとわかりやすいと思います。

なので、.LIVEは事務所という形で存在しているのですが独自の資源や権限は持っておりません。

イベントの開催や他企業のアプリケーションや広告の案件などの準備やサポートといった活動は全て運営元であるアップランドが行っています。

 

実は今回の一件で大炎上するまで、炎上に発展してもおかしくないボヤ騒ぎがいくつか起こっていました。

ここで紹介するとキリがないので紹介しませんが、そのボヤ騒ぎはほぼ全てアップランドが原因で生じています。

ですが、今まで大炎上に発展しなかったのはアイドル部で活動しているVtuber達のおかげだと言えます。

所属しているVtuber達が真面目に活動していたおかげでこれまでは炎上まで発展しなかったのです。(件によってはアップランドの尻拭いをしていたこともある)

 

しかし、今回その被害を被ったのが他企業ではなくアイドル部の「夜桜たま」だったのです。

その結果、誰も尻拭いをすることが出来ず大炎上にまで発展しました。

 

炎上してから現在(2019年11月時点)まで

この一件が起こったのは10月の初旬です。

そこから約一か月経ちますが、その炎上は未だに消火されておらず収束していません。

ちなみに、なぜ収束していないのかというとアップランド側の明確な謝罪やこの夜桜たまの一件への対応が見られなかったことが原因です。

 

アイドル部は所属しているVtuberが13人居て、その13人がリレー配信という形でほぼ毎日配信を行うというのが主な活動でした。

しかし、炎上してからは約半数のメンバーしか配信することが出来ていません。

そのため、リレー配信という当初の活動形態は跡形もなく消えています。(現在では配信が無い日も存在する)

ただ配信が無いことに関しては休止中など適当な理由を当てはめることができるのでさほど問題ではないです。

問題なのはこの一件によってアイドル部に所属しているメンバーの何人かの前世が事細かにハッキリと割れてしまったことでした。

中には前世の活動だけでなく、ツイッターの裏アカウントや顔バレもしてしまったメンバーも居て、炎上前のように活動を続けることが非常に困難な状態へと成りつつあります。

早期に対処していれば炎上だけで済んだ一件だったはずが消火することができず、アイドル部は全焼&崩壊へと向かっているのが現状です。

 

転生するのが難しいかもしれないという話

おそらく今所属しているメンバーの中には次の転生先を探している人もいるでしょう。

Vtuberでの活動が本職化している人もいるでしょうし、生活がかかっているとなれば配信することができない今の状態は非常に痛手です。

 

しかし、転生するのが難しいのではないか?という不安が私の中であります。

なぜなら「アイドル部が完成され過ぎていた」ためです。

 

アイドル部は当初は2Dでの配信が主な活動だったものの、どの企業勢よりもいち早く3Dモデルへと対応し、結果的に「所属しているメンバー全員が3D化する」という偉業を成し遂げました。

また、3Dモデル化しただけでなく3Dモデルでの常時配信も可能にしたのです。

これらを実現することは非常に難しいことであり、この環境を用意するためには莫大なコストがかかります。

自社で3Dモデル等を全て用意しその環境構築を13人分行うというのは、並大抵の企業ではおそらく出来ません。

しかし、この特殊な環境をいち早く構築し他企業との差別化を図ったおかげで、アイドル部は非常に大きなアドバンテージを得ることが出来たのです。

そして、1人1人のガワが被っておらずそれぞれ得意な分野が違うということも大きなメリットになりました。

例えば、夜桜たまは「麻雀」、もこ田めめめは「Live2Dなどの技術勢」、花京院ちえりは「元ヤン」、ヤマトイオリは「ゆるふわ」、金剛いろはは「面白枠」といった具合です。(人によってこのへんの印象は多分変わると思う)

1人1人それぞれ特色がありその持ち味を活かしていたので、「誰かと誰かが被っていて片方は人気だけど片方は不人気だ」といったことや「被ってるせいでキャラが無い。キャラが立たない」といったことが生じなかったのです。

この点もアドバンテージとなり、ファンの中でも個人で推すというよりはアイドル部(箱)で推すという人が増加する結果になりました。

にじさんじのような大所帯と比べてアイドル部は13人なので全員推すということもギリギリ可能だったのです。

また、中の人の声質がそれぞれ違うということも非常に大きな利点でした。

例えば、にじさんじのような大所帯グループだと「○○と○○の声が似ている」といったようなことが起こります。

人間であれば喉の構造は同じなので、人数が増えれば増えるほど似たような声の人が現れる確率は上がります。

萌え声や両声類といった特殊な発声法を用いた声質もありますが、これらも出し方はある程度パターン化されているので、これらの発声法を用いた人が複数現れた場合気づけば「○○と○○の声が似ている」という結果になります。

しかし、アイドル部に関して言えば似たような声質の人はほぼ居ないように感じました。

アイドル部に所属している同士でモノマネをすることはあっても「○○と○○の声が似ている」と思うことはなかったですし、実際そのような話を聞くこともありませんでした。

この「声が違う」というメリットも大きな役割を果たすことになります。

 

気づけば、

他企業では珍しい特殊な環境下での活動

13人という多くも少なくもない人数

明確なガワの違い

得意な分野が全く違うこと

声が違うこと

という利点がキャラの完成度を高め過ぎてしまう結果へとなりました。

 

アイドル部に所属している誰かが他グループへと転生したとしましょう。

しかし、その活動にはアイドル部の面影がずっと付きまとうことになります。

今と同じ声で今活動している主軸の分野を転生後も用いるのであれば、ファンは「アイドル部の○○だ!」と気づきます。

気づかれてしまえば、アイドル部時代の活動と比べられてしまうこともあるでしょう。

「こちらのガワの方がいい」「アイドル部のガワが良かった」とガワの違いも比べられてしまうかもしれません。(転生先によっては2Dモデルでの活動となる可能性もある)

アイドル部に所属していてこのガワでこの声でこの話し方だからこそ「○○なんだ!」と気づかないうちにファンに浸透してしまっている可能性があります。

 

そのため、アイドル部が完成され過ぎているために結果的に中の人の活動を狭めてしまう可能性があると私は感じています。

もしそうであるならば、アイドル部に所属している人達は転生することが難しいのではないでしょうか。

 

でも、転生先での活動は悪くないかもしれない

転生は難しいかもしれないと書きましたが、私は転生することは悪いことではないと思っています。

なぜなら、彼女達は「悪い事を一切していない」からです。

運営元から課せられたルールを常に守り、一定の質を常に維持しながら活動を行ってきました。

ファンのためだけでなく案件や広告といった運営元の利益になるような事も真面目にこなしてきました。

彼女達が真面目に取り組んできたこれまでの活動は評価されるべきです。

今回の炎上でも夜桜たまが引き起こした事ではありますが、夜桜たまに悪い部分があったわけではありません。

というか、夜桜たまは被害者でもあります。

 

もし転生するとなった場合、転生先での活動で困難が生じるかもしれません。

アイドル部時代の活動と比べられることもあるでしょう。

しかし、彼女達の真摯な姿勢はきっと転生先でも評価されますし彼女達は悪い事をしていませんから彼女達を叩くようなアンチは現れないと思います。

少なくとも転生によって炎上する&アンチが増加するといったようなことはほぼ起こらないでしょう。

アイドル部での活動を続けることが難しくなった場合は転生するというのも悪いことではないかもしれません。

 

終わりに

今回はアイドル部というVtuberグループについて記事を書きました。

記事の内容としてはちょっとマイナスなイメージが強いかもしれません。

 

崩壊の危機を迎えつつあるアイドル部ですが、一ファンの私としては立て直してほしいと思っています。

アイドル部13人のリレー配信を見ることができる日が再び来ることを望みます。