まいらいふ自由帖

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献血ポスター×「宇崎ちゃんは遊びたい!」の炎上しないパターンを考えてみる

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日本赤十字社が献血コラボキャンペーンの一環として、献血のポスター広告に「宇崎ちゃんは遊びたい!」という作品に登場する「宇崎ちゃん」というキャラクターを用いました。

そのポスターが「環境型セクハラ」だと話題になり炎上しています。

今回はそのポスターについてどういう描き方であれば炎上することはなかったのか考えてみようと思います。

話題になった献血のポスターについて

詳細はこちらです。(以下リンク参照)

以下のまとめを読んでもらえればどういったことが原因で炎上しているのかわかると思います。

togetter.com

 

宇崎ちゃんという人物は可愛らしく描かれた巨乳女性のキャラクターです。

キャラクターの特徴として、胸が非常に大きいことや「宇崎ちゃんは遊びたい」の主人公である桜井真一をからかったりちょっかいを出すような言動があります。

ちなみに、作品自体にエロの要素は無く出身の高校が同じという縁で知り合った先輩の桜井真一と後輩の宇崎花という2人の健全なラブコメディです。

なぜ炎上したのかという話なのですが、理由はいくつか存在しており、宇崎花というキャラクターが性的対象になり得ること(エロいキャラクターであったこと)やポスターでの宇崎花の言動が他者を煽るような内容であったことやそもそもポスターの内容からして献血のポスターとは見えないことなどが挙げられます。

私的にはポスター自体に不備がたくさんあるように見受けられるのですが、その中でも特に「環境型セクハラ」という言葉がSNS上で独り歩きして炎上しているようです。

 

環境型セクハラについて

本来の環境型セクハラとは意味が少し違います。

「環境型セクハラ」とは、
労働者の意に反する性的な言動により、労働者の就業環境が不快なものと
なったため、能力の発揮に重大な悪影響が生じるなど、その労働者が
就業する上で看過できない程度の支障が生じることです。

https://partners.en-japan.com/qanda/desc_780

本来の環境型セクハラとは上記のような意味合いで使われます。

一般的に考えられているセクハラがこの環境型セクハラに当たるようですね。

某弁護士のツイートによると「公共空間で環境型セクハラしているようなもの」と書かれているので、おそらく今回用いられた環境型セクハラは「公共の場で性的な描写を公開したために不特定多数の人間が不快に感じること」といった意合いで使用されているのだと思います。

 

どうすれば炎上しないか私なりに考えてみた

作者と作品は特に問題ないと思います。

日本赤十字社への批判はありましたが、作者や作品への批判はほぼ無かったです。

私の考えですが、炎上を避けるためには性的対象に見られないように描くべきだったのではないかと思います。

性的対象から出来る限り距離を取った描き方をしたらもっと変わっていたと思うんですよ。

そもそも、作品がラブコメディであって18禁のコミックではないんです。

ただヒロインの胸が大きいというだけなのですよ。

胸の大きな女性が登場する作品というのはたくさん存在しますし、有名な作品でも胸が大きな女性やセクシーな女性は登場しています。

ポスターを批判するならまだしも作者と作品を批判している人は考えを改め直してください。

 

今回のポスターの場合、なぜ「宇崎花のみの登場」で「煽るような言動」で描いてしまったのかという部分が問題な気がします。

「献血ポスターは1人しか描いてはいけない」というルールがあれば話は変わるのですが、もしそのようなルールが無ければ主人公である桜井真一も登場させるべきだったと思います。

そして、桜井真一と宇崎花の日常のやり取りを描けば良かったのではないかと思います。

そうすれば、宇崎花の煽るような言動も先輩である主人公に対してだということが伝わりますし、性的な描写というよりラブコメディの部分の方がより強く表現できますよね。

作品の内容を知らなくても作中で描かれているようなやり取りが表現されていれば、「あ、このポスターに使われている作品はそういう作品なんだな」と自然と理解してくれる人が出てくるわけです。

少なくとも「巨乳の女が出てる!セクハラだ!」と曲解する人は減ったと思うんですよね。

献血とのコラボなんですから、献血という題材を用いて「桜井真一と宇崎花の日常のやり取り」を描いても良かったのかもしれません。

もしくは、献血してくれた人を感謝&褒めるようなセリフでも良かったかもしれませんね。

 

ちなみに、ほぼ同時期に「宇崎ちゃんは遊びたい!」という作品以外にも「冴えない彼女の育て方」というアニメが赤十字とコラボし献血ポスターを発表していました。

「宇崎ちゃんは遊びたい!」は炎上しましたが、こちらは炎上しなかったんですよ。

そのポスター画像はこちらです。 

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女性のキャラクターが3人登場しており全員ナース服(一人は白衣)です。

ナース服の二人はミニスカートのような状態ですし、ポスターの真ん中に映っている女性キャラクターは見方によってはそこそこ巨乳です。

センシティブな要素は十分揃っていると思いますがこちらは一切炎上しておりません。

おそらく槍玉に上がらなかったことが一番の理由だとは思いますが、それを踏まえてもこちらは宇崎ちゃん起用時とは違い炎上の要件を排除しているんですよね。

宇崎ちゃんのデザインと違ってポスター内にセリフもなくキャラクターが特定のポーズで大きく描かれているということもありません。

また、献血のポスターだと一目見てわかるようにポスター上部に「献血コラボキャンペーン」と記載されています。

実施期間もわかりやすく大きく記載されています。

ナース服(白衣)に関しても献血のコラボポスターだからそういうキャラデザインにしていると説明がつきます。

このように「冴えない彼女の育て方」コラボポスターは炎上の要件を全て排除しているのですよ。

以上を踏まえて、ポスターのデザインが丸っきり違う点を見ていると、もしかしたら日本赤十字社は炎上する(話題になる)ことを予期してあえて「宇崎ちゃんは遊びたい!」を少し特殊なデザインで起用したのかも・・・という考えまで浮かんでしまいますね。

 

炎上しないパターンの一例

例えば、(こういう会話を考えたことがないのでド素人ですが)

宇崎「先輩!献血ってお菓子とかジュースとかもらえるらしいッスよー!先輩ってぼっちだから食べる物に困ってますよね!行きましょうよー!」

桜井「食べる物に困ってねえよ!!っていうかそもそもぼっち関係ねえじゃねえか!!」

(四角の吹き出しで)「この後滅茶苦茶献血した」

とオチありの短い会話形式で、キャラクターのみではなく一コマで描くといった具合です。

このようなイメージでポスターを製作していれば、炎上することはなかったのではないかと思います。

 

終わりに

この手の問題は明確なラインが無いのでどちらが正しいと判断することはできないと思います。

ですが、批判するべき対象は間違えないようにしたいですし、批判しなくても良いのであれば批判しない方がいいと私は思います。

難しい問題ですね。

しかし、話題になるという点に目を向けるのであれば正解だと思います。

今回の件をきっかけに献血に行くという方も増えるかもしれません。

どちらにせよ、この問題が良い方向へ傾いてくれたらいいなと思います。

 

追記

献血ポスターが炎上後、献血に行く人が増加したらしいですね。

問題自体がうまく収束したのかといえば微妙なところですが、なんにせよこの炎上問題が良い方向に向かってくれたみたいなので私も嬉しいです。

ちなみに、実は私も献血に行こうか迷っています。

実は、献血は血の検査も一緒に行ってもらえるらしいのです。

健康診断を受ける機会がない方はぜひ健康診断がてら献血を受けに行ってみるというのもいいかもしれませんよ!